子どもの頃からお母さまともどもお世話になってきたFくん。精悍な顔つきになってお店に帰ってきてくれた。斜視がありながら体操を必死に頑張っていたことを、その治療用も兼ねたメガネからいつも感じとっていた。眼鏡を見て、ふれて、顔に身につけてというまでには様々なドラマがあったのだろう。親子の会話のなかには、きっといろんなものがうごめいている。時が流れるとするなら、少しだけ止まってくれようと助ける愛がある。その瞬間をこのお店で見届けていけることにひかりを感じます。あの頃大人しくみえたFくんが優しい彼女につつまれて凛々しく眼鏡を選んで頂いたこと。物語もまだまだ捨てたもんじゃないって節分に福を問い続けよう。