ようやく抜け出せたと思った音楽の魔力から、また呼び戻されようとしている。入ってくるメロディー、声、音色は言葉にかすかにしていく生命線。少しずつ上積みされていく株、投資、目に見える欲望を満たそうとする投資の世界の臭いが苦手である。少しずつ築いてきたことを一気に引き離そうとする大きななにかの中にひょっとしてそういう臭いが入ってきてるのなら、これほど寂しくて辛いことはない。寂しさは疑いの中に影を及ぼしていくのだろうか。環境が変われば人間はもろいところがある。脆くてもボロボレでも下を向いていても呼吸はうそつけない。切なさは彩りにセピアを浴びせたのだろうか。