月世界。福岡中州のクラブの話を聞いた。祖父の生前の話をしてくれる方は必ず月世界の話をしてくれる。佐賀から飲みに行き、月世界の扉をくぐり祖父が右手をさっと上げると、クラブの楽団の演奏がりんご追分に変わるという話。漫画みたいな話だけど当時華やかな世界での事象としては印象に強烈に残る出来事だったのでしょう。そして、予定調和な魅力もあったのかもしれません。今年も残り僅かですが、夜の過ごし方って幼い頃からの僕にとってずっと追い求めてきたことなのかもしれない。夜な夜な愛敬町を自転車で通りながら、寺尾聰さんのさすらいや渡辺とおるさんの約束を歌って家まですいから帰っていた。何かがずっと満たされなくて、何処きら聴こえる声にはほっとするよな時間をもらっていた。ラプソディーのような刹那な経験は50になっても変わらずにインスピレーション起こす源泉にはなってると感じてます。夜のネオン街と聴こえてくる歌の物語はいくつになっても染み付いててほしい。いつか観たランプ灯の色の美しいオレンジな発色はどこまでも歩いてきている影法師。月の美しさに見惚れてワインの力かりて明日もよい日がやってきますように。love